冬の冷たい風が、練馬の街角でコートの襟を立てさせる。 こんにちは、ムックです。
冷え切った身体が求めるのは、単なるマッサージの揉みほぐしではない。もっと心の奥底までじわりと溶かしてくれるような、逃避行のような温もりだ。
ネットの海を漂い、辿り着いたのは「練馬で不動の人気」と囁かれるマンション型メンズエステ。 その名も、どこか軽やかで、けれど一度味わうと止まらない中毒性を予感させる――『ぽてち』。
今回は、期待と少しの孤独を抱えて扉を叩いた、ある冬の日の記録を綴ろうと思う。
■ 前半:冬の練馬、秘密の部屋で解ける境界線
練馬駅から数分。喧騒を少し離れた場所にあるそのマンションは、外観こそどこにでもある日常の風景に溶け込んでいる。しかし、オートロックを解除し、エレベーターのボタンを押す指先には、微かな高揚が宿っていた。
指定された部屋の前に立つ。 静寂。 扉の向こう側に、今この瞬間の僕を待っている「誰か」がいるという事実。メンズエステの初回利用というのは、何度経験してもこの「境界線を越える瞬間」が最も心拍数を跳ね上げる。
チャイムを鳴らすと、ほどなくして扉が開いた。
「こんにちは、お待ちしていました」
迎え入れてくれたのは、明るい照明の下でふわりと微笑む、可愛らしい女性だった。 部屋に足を踏み入れた瞬間、外の冷気で麻痺していた鼻腔を、清潔感のある柔らかな香りがくすぐる。 内装は整っており、まさに「秘密の隠れ家」と呼ぶにふさわしい。
「今日は寒い中、ありがとうございます。まずはゆっくり温まってくださいね」
彼女はガウンを纏い、適切な距離感を保ちながらも、その瞳は僕の反応を探るように真っ直ぐに向けられている。 『姫予約』。 その特別な響きに違わぬ、どこか守ってあげたくなるような、それでいて全てを見透かしているような不思議な空気感。
案内された施術室は、外の世界を完全に遮断した静謐な空間だった。 彼女との距離が、少しずつ、確実に縮まっていく。
最初は、ガウンを羽織ったままの丁寧なマッサージから始まった。 指先から伝わる彼女の体温。 最初は「指圧」という形式ばった接触だったはずが、会話を重ねるごとに、その境界線は曖昧になっていく。
「ムックさん、もっと楽にしていいんですよ……?」
耳元で囁かれる声。 振り返れば、そこには彼女の吐息を感じるほどの距離に顔がある。
そして、空気が変わったのは、彼女がその重いガウンを脱ぎ捨てた瞬間だった。 露わになったその輪郭。 不意に訪れる、四つん這いでの密着。 僕の背中に、腕に、言葉にできない重みと柔らかさが押し当てられる。
この温もりが、ただの「施術」で終わるはずがない。 僕の理性が、期待という名の熱に侵食されていく。
ここから先――
正直に言う。
この続きは、有料パートで詳しく語る。



